満足度★★★★★
鑑賞日2018/02/23 (金) 19:00
価格2,200円
19:00の回(曇)
18:30受付、開場。
こちらは3公演目、旗揚げ公演(みなさん1年生で、今年、卒業か)を観たのが3年前、その時出ていた神谷有咲さん以外は初めて(と思う)。その旗揚げ公演に出ていた小田龍哉さんと藤谷理子さん、先日公演を観に行きました。
月、Luna(Lunatic)、先ほどの月蝕からしてこの世のものとは思えない存在、狼男ここぞとばかり変身する。
月はリアル(アポロ宇宙船、満ち引き)であり、フィクション(「月は無慈悲な夜の女王」ハインライン)であり、音楽でもある(「The Dark Side of the Moon(邦題:狂気)」、そして「月の砂漠」。
舞台にはなにもなく、役者さん、会話や語りかけ、照明が物語をすすめ、奇妙なリズムが正気を失わせていくのか、月に表と裏とがあるように物語は反転を繰り返し終章へ至る。
19:00開演~20:16終演。
歪んだ空間からダークな月の光が注ぎ込んだかのような印象でした。そういう世代でもあるのか、自身の中のいろいろな感情や普段とは違った思考などがないまぜとなり悪い夢をみているような感覚になるのだろうか。
途中から表/裏という意識が膨らんできました。
大学に入って演劇を始めた方とは思えないのはどうしてなのでしょう?
次の公演もすでに予定されているようで楽しみです。