みんなの伝統芸能―浪曲・落語・狂言― 公演情報 あうるすぽっと「みんなの伝統芸能―浪曲・落語・狂言―」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★

    「みんなの伝統芸能」―浪曲・落語・狂言―として、みんなで一緒に日本の芸能を楽しんでみませんか?という謳い文句で3日間に亘って違う分野の日本伝統芸能が演じられた。その1つが「ケイコ先生の浪曲でナイト!」であった。
    「進ぬ!電波少年」で家庭教師をしたこともあり、先生というだけあって「浪曲」の楽しみ方をたっぷり観(魅)せ、聴かせてくれた。
    (上演時間1時間30分 途中休憩15分)

    ネタバレBOX

    浪曲師の春野恵子サンがキーボード:赤石香喜氏、ギター:YAMO‐Boo氏と繰り広げたセッションは、ロック浪曲と呼んでおり、演目「高田馬場」を一人ミュージカルのような。浪曲では年末の定番「忠臣蔵」が多いそうだが、後日そこにも登場する人物を紹介する。

    「進ぬ!電波少年」で家庭教師・ケイコ先生をしていたが、浪曲講座のような展開は面白かった。驚いたのは、彼女の話術・トークセッションが見事であった。
    春野サンから「今まで”浪曲を聴かれたことのある方、手を上げて!」という問いに、数人が挙手した程度であった。次に「浪曲」の声の出し方、3段階あることを教えてもらい、観客が 声を張り上げた。
    さらに「浪曲の掛け声」について「お教えしますから、掛け声お願いします」という感じである。まず浪曲師が登場したら「待ってました!」と声を掛け、三味線が”シャン”と鳴ると「たっぷりと!」、そして一節うなると「名調子!」となるらしい。その続きもあるらしいが、遠慮したのか教えてもらえなかったが…。場内は大笑いで舞台(出演者)と客席が一体となり大いに楽しませてもらった。

    最後は、浪曲「神田松五郎」という演目。曲師(三味線):一風亭初月サン。
    内容は、落語の五代目古今亭今輔の噺、「ラーメン屋」を思い出したが…。
    次回公演も楽しみにしております。

    0

    2018/02/20 19:51

    0

    0

このページのQRコードです。

拡大