満足度★★★★★
鑑賞日2018/02/17 (土) 14:00
座席1階5列
価格2,300円
初日観劇してきました。
幕開けすぐに熊谷さんをチェックします。左手を見ると袖を長くしてちょんと掴む仕草。おおお、これはすっかり高校生だ!!
とそのテンションMAXのまま最後まで楽しめました。さすがアガリスク、面白かった!小劇場ではこの劇団以上のコメディってお目にかかったことありません。
最高峰と言っても過言ではありません。これが前半料金をWEB先行で購入して、さらに大貧民割にて2300円ですよ奥さん!
全体的にはまず立ちっぱなしの会議劇の印象をもちました。演者さんの会話のスピードと台詞量をかなり微調整したのではないでしょうか。観客誰もが魅了したであろう「中田先生」のスピード。このアクセントがこの作品をより引き立てました。
シーンで語るとPTA副会長が最後に放った言葉。それと浅越くんがペットを吹くところ(パチンコの役物みたいだ)。星さんの突っ込み。そして忘れてはいけないのは津和野さんの突っ込み!沈さんは今回すっとぼけのシーンが多かったですね。榎並さんは出っ放し頑張ったね!
これから放つ言葉を待たせる間など絶妙な演出。そう、私がアガリスクを好きなのはここなんですよね。この繊細な作品のつくりかた。改めて認識しました。
横川さんのコラムにて冨坂さんが三谷幸喜「ラヂオの時間」が転機だったことは知っていました。それとは関係なしにサヨナラ日劇イベントにて観ていましたが、そのことは終わってから気付くぐらいアガリスクワールドに浸っていました。初日を踏まえて少し修正もするでしょう。ジャンプさんの手がちょっとね短かった(笑)。前作同様にもう一回観ることにしました。
最後に「持田がいるなら土門がいてもよかったのに」。