鑑賞日2018/01/19 (金) 15:00
「劇団普通」を継続して観ようと思った動機が、新宿眼科画廊におけるカフカの「変身」の舞台だった。あまりに見事な場面転換、グレゴール・ザムザの変身が劇中人物の視点を我々に共有させることで実現させるといった斬新さetc。見事の一言。
そして、「帰郷」今回の「換身」オリジナルが続く。
さて「換身」
これが、難解なのか、訳わからないのか。何とも評価できない。
話としては、
御旅屋を飲み、お茶と灯油を車で買いに行く、しかし、それを車に置いたまま家に戻る。
家には、老人が1人ないし2人いるようだが、彼らは部屋の電気を点けることを自らすることを拒んでいるようだ。上着を脱いで、どこかに置いてきて、また着て。そして、また外に出て、、、これを繰り返す。
買い物に行く途中にある女を見かけるが、彼女がどのような服を着ていたのかも思い出せない。だから、、、、登場する2人はいつ「換身」したのだろう、それとも同居する老人たちと?
でも、またこの劇団を観に行くのだろうな、とは思う。