満足度★★★★
『ニーベルングの指環』の3日目にあたる作品。上演時間5時間55分(!)さすがにお腹いっぱい! かと思っていたら、そうでもなく楽しめた。非常にわかりやすいのは、演出の力なのだ、と納得。「槍」を象徴的にイメージした装置類。中央に刺さるような槍の穂先が、場面に効いてくる。抽象的でシンプルなセットなのだが、もう少し何かあってもよかったのかな、とも思う。ジークフリートは、英雄というよりも、ぽっちゃりの体型と、落ち着きがなかったりする演出のためか、やんちゃな暴れ者というイメージ。ブリュンヒルデが上手い。読響の演奏はとても良かった。
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2018/01/06 07:44
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