満足度★★★★★
鑑賞日2017/12/15 (金) 18:30
価格0円
18:30の回(晴)
18:23開場、中は暖かい。
ピアノとヴォーカル、ソフトな曲が流れている。
天井近くでは白い薄布が交差している。
18:32開演~19:17終演。
近未来的な羽織袴風(?)衣装。
天球の運行のように正確な歩みは遥かな起源と無限のこれからの間の一点を思わせる。
三方向に歩む姿は阿修羅像の如く。
阿修羅像はあしゅらおう(百億の昼と千億の夜)に重なり、光瀬龍さん、萩尾望都さんにつながる。
寄せてはかえし 寄せてはかえし かえしては寄せる波の音は
何億年ものほとんど永劫にちかいむかしからこの世界をどよもしていた。
冒頭の一節が体の奥に甦る。内山さんの佇まいはあしゅらおうに似ている。
一歩が数億年の世界のように感じる。
内山さんは、立教大学映像身体学科松田正隆クラス2014卒業制作「傍らに佇む(2014/8)」@サブテレニアンを観ている。もちろん、その時は妖精大図鑑に出たり、新座キャンパスに観に行ったりするとは思ってもいなかった。
他にはないユニークな存在。