新訳『ゴドーを待ちながら』リーディング公演 公演情報 早稲田小劇場どらま館「新訳『ゴドーを待ちながら』リーディング公演」の観てきた!クチコミとコメント

  • 「ゴドーを待ちながら」を観たというアリバイ作り、あるいは経験値稼ぎのために早稲田まで行ってきました。これで30数年前に「パタリロ」を読んで以来のもやもやが解消できました。
    「不条理劇の代表作」ということで事前に下調べをしていたのでやりたいこと言いたいことは分かりました。作り手の側に立つと実験的で面白いだろうなあとは思いますが、観る側としては脳みそを練り直される感覚はあるものの面白さを感じるまでには至りませんでした。

    リーディング公演ということで役者さんはシナリオを手に持って読むのですが、朗読劇とは違ってある程度の演技を伴います。小道具は書かれているものはかなり出て来ます。帽子、鞄、人参などは使いますがブーツは短靴で代用し、カブはエアーでした。舞台は真っさらで象徴的な木すらありません。ト書きは専門の読み手がいます。役者はト書きで指定された演技を全部行うわけではありませんし、若干異なった動作だったり、妙に感情を込めて書かれていない演技をするところもありました。これは観客にあれっと思わせて集中力を切らせないようにする演出だと終演後に気が付きました。

    そんな程度の理解なので星をつけることはできません。

    場所は「早稲田小劇場どらま館」。小劇場という名前に合わせたのかベンチ椅子です。クッションが薄く140分(含休憩10分)は苦痛で、下北沢の方がまだましと愚痴りたくなります。まあチケット代が2,000円なので文句を言っては罰が当たりますが。

    0

    2017/11/12 01:29

    0

    0

このページのQRコードです。

拡大