満足度★★★★
鑑賞日2017/10/29 (日) 13:00
価格3,000円
無題2154(17-158)
13:00の回(雨)。
12:20会場着、受付は始まっていました(12:15からと貼り紙あり)。整理券を受け取り2階で待機、電車遅延があったそうで開場を遅らせるという説明あり。12:57開場、入って右側に桟敷+椅子席、それ以外の床には新聞、空き缶、ペットボトルが文字通り足の踏み場もない状態で散乱。奥の方では妖しい明り。上手側の壁には音響/照明機器(江本さん)、中央に椅子が2つ。
13:15開演(江本さん登場)~14:38終演。
姉妹、先輩後輩、角の女(=角にはりつく習性をもつ女)を中心に理性などアルコールで殺菌蒸発させる女達の夢の後。
江本さんの作品は
「小さな恋のエロジー(2010/12@駅前)」「滑稽を好みて人を笑わすことを業とす(2011/7@リトルモア)」「本全国奇形鍋(2011/9@雑遊)」「ヤバレー、虫の息だぜ(2013/1@高円寺1」「ドブ、ギワギワの女たち(2013/3@AiiA)」、とても久しぶり。
多摩美の湯川拓哉さんが出ているので観に来ました。湯川さんは多摩美の学生さんで「赤鬼(2016/7@多摩美)」「大工(2017/1@多摩美」「家族百景(2017/8@ラゾーナ)と4公演目。
もしかして小川敦子さんはttu「ヴォイツェク(2013/11)」に出ていらした方だったでしょうか?
赤くそそる衣装の姉妹、無限にくだを巻き続ける先輩後輩の2つの大渦に、コバンザメのように角に貼りつく女、そこに迷い込む女、吸い寄せられる男、半ば成り行きで進むのか戻るのか、発散したあとのひんやりとした空気が雨降る日々の寒さを思い起こさせるようでした。