満足度★★★★
梗概はアンデルセン童話「人魚姫」であるが、タイトルの「秘め」は現代日本の深刻な問題を示すもの。幻想的な舞台演出であるが、これは”幻”ではなく、”現”であるから切なく悲しい。「姫」が個人的な”思い”であるとすれば、「秘め」は社会的な”重い”である。内容の重さを演出で観(魅)せている。少しネタバレするが、深海の生き物を被り物で微笑を誘う。全体的には観客の心象に訴える公演で、観る人の感性、またこの問題に直接・間接に関っている人は思い入れが強いのではないか。(上演時間1時間45分)
ネタバレBOX
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2017/10/03 16:25
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