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公演情報 演劇ユニットHi-ACE「明け方に嗤う」の観てきた！クチコミとコメント

• 城井（288）

  満足度★★★

  当日券でHiACEさんの明け方に嗤う B班観劇。
  「まだ若いんだから」って言ってもらえる年齢だからこその物語を、とパンフの挨拶に書いていて、正にその通りの作品。遠い昔に通り過ぎてきた甘酸っぱい時代の、いろんな感情が渦巻く舞台。共感できるシーンがどんな人にも一つはあるはず。
  
  新原ちゃんがドラム叩くっていうから、当日券で押しかけてしまった。めっちゃカッコイイし、似合ってる。そして、すごく良い役。
  新原ちゃんの強さと柔らかさの両方が伝わるし、金髪で色白で眼力が強いのも、役の説得力を増してる。いいセリフ、いい掛け合い、たくさんあるね。
  売れないバンドマンの燻った日々を切り取った物語なんだけど、夢とか憧れとか欲望とか快楽とか生きる意味とか、なんかそーゆーのがわちゃーごちゃーって押し寄せてくる。
  でも、それが気持ちいい。HiACEという団体は、若い俳優のユニットだそうだ。若いからこそ描ける世界はキラキラしてる。
  ユウ役が脚本書いたってのは意識して観てたんだけど、タツキ・アキラ役がHiACEメンバーで、ジョージ役が演出って、後から気付いてびっくりしてる。特にジョージ、あれこなしながら演出て！みんな才能あるなぁ。
  今回みたのB班なんだけど、A班のヒロイン(?)がアツサノセイニシテで見てる田口夏帆さんなの。そっち見たかった気もするし、オープニングが衝撃だから見なくて良かった気もする(笑)。でも、エリの役の体当たりっぷりは好演だったな。
  ようのすけ/洋之介くんが出てるの気づいてなくて、舞台に出て来てから気づいてびっくりした。めっちゃ成長してるんだもん。体格的にも身長伸びてるし、役者としても表現上手くなってるし。子役っていう域を超えてきてる。
  

  ネタバレBOX

  売れないバンドマン。ドラム。音楽への憧れ。昔の自分が通ってきた道が、並走したり交差したり、不思議なくすぐったさ。今はスターフィールドに生まれ変わったけど、タイニィアリスだった頃に見に来てるから。売れなくて燻ってた若人を。終演後に新原ちゃんと爆笑しながらその話出来て良かった。

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  2017/09/26 22:41

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