カジュアルな服装の若い俳優が客席に直接話しかけ、独白で進行していったので、第一印象はチェルフィッチュの『三月の5日間』でした。今の若者たちの言葉を、姿を受け取りました。皆、弱くて、優しいです。 作・演出の小田さんは長らく哲学を学んでこられたそうで、劇中に哲学書などを朗読する場面があります。小田さんご自身が今見て、聞いて、感じ取っている身近な世界を、哲学のあるテーマに即して演劇の形に表されたのだと思いました。
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2017/09/10 23:57
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