満足度★★★★★
価格3,500円
無題2120(17-123)
19:30の回(曇)
18:45会場着、普通に2階で受付(整理券あり)、やや押して19:10、1階へ下り、外を回って(普段は舞台奥の扉)、舞台を通り客席へ。
振り返ってみると、このあたりから世界は反転し、場内ではすでにサーカスが始まっていたようです。
開演前の舞台上はまだ作業中、という状況からすでに囚われの身。
「アルトー館」は初めて。観たことがあるのは清水穂奈美さんだけのようです(それでも久しぶり)。
開演前、違和感(夢なのに)があるのにそうではない(夢ではない)と考えてしまう時間。
一般的な演劇ではなく、(冒頭を除き)コンテンポラリー寄りでもなく、「見世物」としての猥雑さと物哀しさを感じました。
日常的なものが入る余地のない閉じられた「サークル」。花火が開いた一瞬、観えたような気がする異界のパフォーマンス。
それにしても、入っているだろうとずっと思っていて、途中、上下がわからなくなったけど、やはり入っていた清水さん。