鑑賞日2017/08/04 (金) 18:30
価格1,000円
無題2109(17-111)
18:30の回(曇)
17:40受付(予約順に整理番号)、18:00開場。
「木」が一本、合わせ鏡のように奥が深くなった舞台。
もともと著名な戯曲も海外戯曲も不条理も嫌いなのですが、研究所のみなさんが公演をというので観に来ました。が、撃沈してしまいました。
10分休憩込みで180分との案内、かかっているのはディランか?18:30ブザーが鳴り前説。いつものように前説の方は、左右、場内を見渡し、はっきりした口調で説明している。
18:34開演~20:01、休憩、20:11~21:28終演。
さすがに背中が痛くなりました。
本作、鮭スペアレ「かあいい日本~ごどーちゃんの居る77の風景~(2014/2@DECO)」、トツゲキ倶楽部「ゴドーを待ちながらを待ちながら(2013/10@BOX)」、ダンス作品ですが勅使川原さんの公演(2015/12@シアターX)くらいしか接点がなく、「不条理演劇でwikiってみると、ベケット、イヨネスコ、ジュネ、カフカ、カミュ等々、お名前を見ただけで...ということもあり、普通ですと観ません。
今後、異色作を連発する劇団でも観ないような気がします。
研究所は、演出部に学生時代に観ていた方が入ったのがきっかけで「萩家の三姉妹(2016/5)」から観るようにしています。
今回もその流れで来たわけですが本格的な本作は想像を遥かに超えきった作品でした。
ペア(で全員?)で出てくる展開はとても面白いなと思いながら、会話には「????」。「ポッツォ」と「ラッキー」のお二人は意外にも面白いと感じました。
この戯曲に重ね合わせるものがなかなか見つからず、その場でなんとかしようとしても無理、どうしようもないことを痛感しました。