満足度★★★★★
鑑賞日2017/07/23 (日) 11:00
価格3,000円
無題2102(17-104)
11:00の回(曇~小雨)
10:30開場。どうみても会場らしい案内がないと思い足元を見ると木片が「落ちていて」会場の名前が記されていました。サイトにある道案内に従って歩くものの「最後数段の階段を上り」というのはなく、やや上り坂を上がって左、が正しい。
時間になって階下へ、受付があり、円形の客席(3席は役者さん用)へ。
5月、ヌトミック『Saturday Balloon』上映会、ゲストに村社祐太朗さん。どんな公演なのだろうと思い、ようやくの観劇。
リニューアル中らしく味もそっけもないビルの地下、窓はないけどそこそこ広い。
円形の座席(椅子)配置。
11:01/04前説、開演~11:48終演、~お客さんとのトーク12:17。
「白む」とはどのようなことを意味しているのか...
9つのパートからなっていて(当然、台本も9頁)、それを3人の役者さんが語る。
横田僚平さんは「ドッグマンノーライフ(2016/5@ST)」。「南島俘虜記(2017/4アゴラ)」は別チームを観ていました。「幕が上がるよ(2016/9@春風舎」もでしたでしょうか。
近藤千紘さんも「北村想名作戯曲リーディング(2016/10@Space早稲田)では別チーム。
大石英史さんも初めて。
伝えるための語りではなさそうで、1人が1シーンをあまり抑揚がないトーンで。
少しずつ思い出すような口調、淡々と、事象と距離を置いたような印象。
役者さん同士が目を合わせて会話が進むのではなく、拡散するのではなく収斂するのでもない。
場所も、演出(と言っていいのか)も、役者さんも、癖がなさそうで実は個性的なものを強く感じました。体験するではないかと。