満足度★★★★★
劇団柿食う客の七味まゆ味演出作品
ポンポンペイン湯口出演
七味さんは時々舞台上で見かけるがまだ面識はない
なぜ観に行くかといえばこれが藤丸脚本だから
この「家族百景」、去年の俺の観劇日記で年間第一位とした集団NO PLANの朗読劇の舞台化なのだ
ちょっとネタバレだが、藤丸の作品でセールスポイントとなっている「ネガティブ・コメディ」、今回はそれではない
家族になる人が出会い、騒動があり、一緒になり、出会い、騒動があり、一緒になりを繰り返し、永久の別れの騒動で幕を下ろす
as ifの名作短編「幸せの刻」や「小さな海」からの流れをつぐ「ハートウォーミング・ホームドラマ」である
去年はえらく泣いた記憶がある
前回との相違点だが、前回は「藤田家4代の物語」
今回に関しては「藤田家3代の物語」 という違いがあった
主役は光郎と紅葉の夫婦だが、主演は男女7人ずつw
戦前から現在に至る7つの時代をそれぞれのペアがリレーしていくのだ
前半はシリアスだが湯口や吉久の時代はかなりコメディにバイアスがかかる
吉久は一瞬だけカプセル兵団主宰としてのお馴染みの演技をw
そして老境に至る
ちゃんと今回も涙腺崩壊しました