期待度♪♪♪♪♪
正直、説明書きを読むだけだと、主人公の背景こそ違えども「カイジ」?「ライアーゲーム」?などとまずは思ってしまう。こうした設定では、正義感を振り回されても冷めてしまうし、あまりえげつないと後味が悪くてどうしようもないで、バランスが重要なのは言うまでもないことだろう。
こうした通俗的な比喩や、老婆心を裏切ってもらいたいなあ。抽選予約の説明書きにも、ちょっとひねくれたような底意地の悪さを感じさせるし、チラシのデジタル的なコラージュの横顔は人を別の価値に異化させるたくらみが見え隠れする。
金額に換えられる人生で獲得したもの、っていったい何なのだろう。