満足度★★★★★
鑑賞日2017/07/03 (月) 20:00
価格2,500円
20:00の回(曇)
19:40会場着、受付、地階で待機、19:50開場。
No.31「静か」は2016/1月(アパラタス)に観て、5月にはシアターX、あわせて3公演目。
後半、7日目の公演。
突然開演~21:08終演、~21:22トーク終了。
聴こえるのは摩擦音(服、床)と微かな息遣い、客席も静か。
ずいぶん手前まで舞台が迫っています。
全くの無音ではありませんが、耳が何か意味づけを求めているように感じます。
身体と振付、音楽、照明、そして自身の4つの要素が作用していたものからひとつが消えています。
一番大きいのは、この状況を感知している自身の思考が結構ふらつくことでしょうか。
とても石庭を前に自然と永劫を感じているような、仏像を前に時間と心を感じるような域には達しません。
自然と視覚は照明に向きます。いつものように照明は鼓動のように動いています。
正面に2パターンの"像"が投影されるのを観る。
天井近く、左右と中央客席に近いところの3つの照明で造っている、ように観える。
なぜ、襖のような、屏風のような像を結ぶのかはわからず。終演後、鰐川さんに訊くも秘して語らず...ではなく、特別なことはしていないということですがそんなことはないはず...。