満足度★★★★★
鑑賞日2017/06/25 (日) 16:00
無題2085(17-088)
16:00の回(曇)。15:00受付...ずいぶん大人びた印象の中澤さん...(整理券あり)、15:30開場。
波の音、薄暗い舞台に椅子が2脚。中空には5つの灯り。15:43霧のような靄のような。15:55前説(105分)、16:04開演~17:49終演。
「つまみ食いvol.1&2」を経ての本公演。砂浜と海を模した床、海中から見上げるような灯りは..ウミホタルのように。
HIJILIさん、村田広美「グッバイマイバッグ(2016/9@バビロン)」。
大矢文さん「解体されゆくアントニン・レーモンド建築 旧体育館の話(2015/6@プロト・シアター」。
福澤香織さん「グーグス・ダーダ なになにもなになにもない NO nothing nothing nothing(2017/5@王子小)」「脱衣する蛹(さなぎ)(2014/8@大隈講堂)」。
臼杵遥志さん「東京(2015/5@木霊アトリエ)」「スケルトンの呼吸(2016/8@BASE)」「曾根崎心中(2016/12@眼科画廊)」。
大きな海、100年200年という時間軸と人の一生。碧い海の深く、静かに潜航する列車。生活がその上で営まれている堅剛な岩盤のほんの少しの軋み。大自然の無慈悲な気まぐれと比べれば小さな人々の生活。
言葉、あるいは言葉ではないもの、その2つがひとつの物語を築き、舞台は静かに大海へと流れてゆくようでした。。