GO,JET!GO!GO!vol.3 公演情報 劇団空感演人「GO,JET!GO!GO!vol.3」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★★

    鑑賞日2017/06/23 (金) 21:00

    座席1階3列中央番

    芝居、歌、ダンスを中心に落語、漫才などもを短時間に詰め込んだ作品。
    3班拝見したが、敢えて評価序列をCoRichネタバレに。
    #栗jet
    #栗本組

    圧力鍋で色んなものを詰め込んで短時間で調理したような感覚。
    圧力鍋は便利だが、材料と調理方法によって、最終的な出来が大きく変わってくる。

    ネタバレBOX

    C≫≫A≫≫≫≫≫≫≫B
    個々の芝居の質、芝居のグルーヴ、歌のアンサンブルとダンスの質、漫才の質を総合的に。

    今回、芝居も歌もダンスも、グルーヴ感が非常に大事なんだと改めて実感。それは日々の稽古の結果が如実に表れるのだろうと。観劇すると明らかに見える。

    このシリーズ自体は初見なのでこれまでの流れは存じ上げないが、殊、今回のこの舞台で言えば、キーバーソンは、マスター、あかね、早紀、大地だろうと思う。
    この4人の芝居が良ければ、出来がよい芝居に。
    そうでなければ、酷い出来になる公演と感じた。
    そういう意味で、Cはこの4人の芝居、歌、ダンスの質が総じて高かった。Aは2名はよかった、Bは1名。この出来が舞台全体の出来に直結していたように思う。

    また、歌に関して、3人のアンサンブルがキーになってくるところではあるが、どの班も3人全員が質が高い歌唱力があったとは言えない。2人は良いが、1名が、、、という班と1名だけ良いが他2名が、、、のどちらかだった。
    この公演の大半を占める象徴的な歌唱パートであるからこそ、残念。メインが良いけど、コーラス、ハモリがいまいちだったり、メインが弱いけどコーラスが良いためバランスがとれていないなど、ちぐはぐが多かった。
    質が高かった楽曲は、
    C班の評価
    「幸せのジャックポット」、メインが非常にたっており、コーラスのバランスも良かった。
    「恋のペントハウス」はハモリのハーモニーがよかったが、メインが若干弱かった。
    「さわやかなメイクラブ」青メインの赤のハモリがバランスはとれていたが、サビの部分の黄色の部分がテンポとして入りにくいのは分かるが、歌唱の後半の部分がぶつ切りになっていてもったいない。
    「狼に気をつけて」ハモリが秀逸。

    あとは、話に直結しないし、本当はつまらない漫才でないと話的にはまずいのかもしれないが、本職ではない漫才にしては、漫才の質が高かった。
    COWCOW、アンタッチャブル、千鳥の元ネタの中で、アンタッチャブルの元ネタプロポーズのネタが秀逸だった。ただ、ツッコミの間が若干早かったりする部分がもったいない。あと、時間が限られているので致し方ないが、ボケでもう少し引っ張ってもいいのかなと思う。

    総じてドタバタコメディ(歌ダンス入り)の公演としては、他人に薦められる娯楽性の高いものだと感じた。

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    2017/06/25 09:07

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