満足度★★★★★
ちくちくするセーターのような。劇場に入ったときの匂いにきゅんとして、これはなんの記憶の匂いだっけと開演まであれこれ考えていたら、お葬式の匂いだった。アメフラシとかウミウシとかそういったものが普通に住んでいる漁師町で、なおかつ由緒あるお寺が点在する土地で育ったこともあって、言葉の端々にちょっとずつ自分の記憶を刷り込みながら観た。全体的に、あったかいのにちくちくするセーターみたいだった。般若心経のシーンはこのシリーズ通じてやっぱり好き。10周年おめでとうございます。
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2009/01/20 00:27
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