満足度★★★★★
半世紀前、十代だったボクは安部公房を変格の推理・SFとしての好んで読んだ。今日、拝見させていただいて、別の思いを強く持つようになった。私ごとを優先して、見て見ぬふり・無かったことにしてしまおうとする、俗物根性が痛々しく演じられているように思われた。50年の時を超えて、今も通用する挑発の声ーーおまえにも罪があるーーが聞こえてきます。
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2017/06/19 00:50
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