満足度★★★★★
鑑賞日2017/05/29 (月) 19:00
価格2,300円
無題2061(17-064)
19:00の回(晴)、18:10受付(整理券あり)、半券のパンチ穴が洒落ている、18:33開場。
奥が舞台中央にテーブル(お菓子や書類やPCなど)と椅子、下手(ときどき座席になるところ)の一段高いところにもテーブルと椅子(珍しい配置)。部屋の両隅に本棚。
18:56前説(90分)、19:00開演~20:28終演。
過去公演を調べてみますと。
「ねこのした」は2公演目(「いつか」2016/9@ここの地下)、プロデュース公演ははじめて、岡村さんは4公演目。
津嘉山珠英さんは「冗談だからね。(2015/4@HACO)」「恥ずかしげもなく、テーマは愛。(2015/12@王子1)」「飛ばない教室 または、わたしのいないその場所(2017/1@RAFT)」。
吉松竜宏さんは脚演出で「大人生(2017/3@駒場小空間)」...ここには岡村さん出演。ちなみに「やみ・あがりシアター」で観た島田洋樹さんも出ていらしたのでそのつながりで「戦禍の華(2017/5@ゴールデン街)」にも行きました。
新開知真さんは「あゆみ(2016/6@猿楽町)」のスタッフで。
井本みくにさんは初めてですが(母校の演劇を観て)在籍時にいい役者さんだなぁ、としみじみ思ったのは「こいぶみ(2014/10@学生会館)」のときの田久保さん以来。
あらすじに偽りなし、でそのまま。これが実にテンポがよく(場転も機転)、しょうもない「恋愛相談」が"力強く"描かれていてとても楽しい作品に仕上がっていました。
「いつか」のときも感じましたが、岡村さんは役者さんの集め方が上手く、ぴったりはまった配役。
ヒーローにしては地味な事務所にヒーローらしさがあるとすると「お面」と「本」くらい。だけどなんで「家族法」があるんだろう...だれか法学部なのか?
どうやって生活してゆくのか余計な心配をしてしまうが、わかりやすさと終盤に向かって高まる緊張感、颯爽と飛び出してゆくヒーローたち...王道まっしぐら。
終演後、胸の奥から「Heroes」が聴こえてくる。