満足度★★★★★
鑑賞日2017/05/13 (土) 13:00
価格2,500円
無題2055(17-058)
13:00の回(雨)。
西荻窪(南口)から10分ほど(但し、ネットのアクセスにあるローソン100はなくなっている→マルエツに)
12:26受付、開場。庭を左手にみた和室(畳)。
ここ「一欅庵(昭和8年)」は「奉行と人相学(2016/7)」と2回、かたりとは10公演目。
山本周五郎の作品は未読。
朝から降り続ける雨が一欅庵を打つ。
13:02前説、開演~13:35、休憩、13:44~14:17終演~14:29終了。
北原さん、今まで観た作品ではあまり体を動かすことはなかったのですが、本作では随分力を籠めたシーンもあり、こちも思わず手を握ってしまうほど。伊兵衛とおたよのやりとりがなんとも言えない風情を醸し出している。
小劇場のお客さんとは違ってどちらかとえばお年を召した方が多く、みなさん本当に北原さんの「語り」が聴きたくて来ている人ばかりだと感じます。いつも公演を通じてこんな作品があるんだという案内をしてくださるのがありがたい。
2017/05/23 12:55
観て下さる方あってこそ続けられる表現です。
自分の勢いをどう操るかーという事も考えております。
本作は、妻・おたよの変化も大きな重点でありました。
「開き直りの美学」も、生きる力に為り得るということ。
語り手を「絶望力」とし、そこから見える大事なシグナルにより彼らが動いていく様を
意識しました。
人生の先輩方をはじめ、若いお客さまも足を運んでいただけるような工夫もしてゆきたいと思います。
今後とも、よろしくお願いします。