満足度★★★★
恋愛体質あきこの破天荒な日々と、それに振り回されるあきこの体内成分たちの2WAYストーリー。
体内成分たちはその種類によって対立があったり、機能ヒエラルキーがあったりで、それはあたかも「あきこ」という惑星に生息する色んな人種の勢力図といった様相。
事前に当日パンフの、あきこの体内地図を見ておくとより楽しめます。
基本コメディーでありながら、作者は脳機能のしくみや体内菌の事をよーく調べて創られたと思われ、あきこの行動 状態との連動には説得力があり、更にはドラマチックでもあります。
バトルアクションもふんだんに取り入れられ内容的に盛り沢山。
あれっ今日「あきこのアナの中」を観てきたんだよね?とまるで違う作品を観て帰って来たんじゃないかと思えたくらい予想外の骨太作品でした。
役者さんフル稼働の1時間45分。