江戸系 諏訪御寮 公演情報 あやめ十八番「江戸系 諏訪御寮」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★

    鑑賞日2014/03/16 (日)

    フライヤーに惹かれて、下北沢の(柱が邪魔な、笑)L字の劇場まで足を運んでしまいました。

    ネタバレBOX

    祈ることで、死んだはずの赤子まで蘇らせる、ヒト喰い鬼を祭る社(やしろ)。ただし、それは命を借りた、ということ。いつの日か、家の外からコツンと小石が当たる音がします。そう、それは鬼が貸した命の代償を取り立てに来たのです…

    時代設定は「現代」なんですが、反抗期の孫の前に少女の姿で現れた祖母と孫との恋愛悲話、娘や孫娘を犠牲にしてまで命永らえる女(彼女は孫娘の姿で「祈り屋」として現世に残り続けています)などなど、といったエピソード満載の、伝承民話テイストのおはなしです。
    で、そんな「伝承民話テイスト」にもかかわらず、場面転換の際、キーボードやサックス、ヴァイオリンの生演奏が、場の雰囲気にそぐわない(☜他のヒトの意見、笑)洋楽・邦楽のオールディースを奏でます(「口直し」的で、ワタシには好感度大でしたけど)。

    役者さんは老若男女そろい踏み。とりわけ、小劇団の観劇ではめったにないことなんですが、ワタシより年上!の女優さん、声音がおはなしとすごーくマッチ♪した演技に、とても感銘を受けました。

    …とつらつらと感想を書き連ねてみましたが、どうも文章では表現し切れない、不思議テイストなお芝居でした。今日が千秋楽でなかったら、もう一度、観てみたかったなあ!

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    2017/04/24 01:22

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