満足度★★★★
鑑賞日2017/04/16 (日) 14:05
価格0円
無題2038(17-041)
14:00の回(晴)。1階で受付(入館証)、階段で5Fへ、椅子に座って待ち、13:30開場。
農友会演劇研究部は前作「クロノス(2016/12)」を観ていて2公演目。脚本の辻野正樹さんを存じ上げなかったので原作物と気づかず。田中夏生さん、中島樹さんは前作に続いてですね。
「あらすじ」に「屋上」とあり、たしかに塔屋はよくできているなぁと思いました。
周囲の手すりもちゃんとできている。
卒業後、何年かしての再会、甦る過去、というテーマはよくあるので、そこをどうやって面白く、緊張感を保ってラストに至るか、が演出の腕の見せ所。
シアターリーグで原作を読むことができるので超斜め読み。ただ、いきなりの「前身タイツ」と誤字...。
「宇宙人」「UFO」が来ているのか、コンタクトできるのか。そのあたりは宇宙の成り立ちや光速という物理的限界などから無理だろうなぁと思っているものの大学のサークルなので楽しければOKもありか。
屋上という「狭い場所」から時間線を遡って、一種の謎解きに繋がる部分が弱いような気がしました。原作によるのでしょう「自殺」に至る動機がもうひとつ。ここはひとつ「他殺」になると面白くなると思いますが...。
できれば、カラッと楽しいお話にも取り組んでほしいなと思いました。