「泣いた紫の花」「43回混ぜても灰色」【ご来場いただきありがとうございました!】 公演情報 劇団えのぐ「「泣いた紫の花」「43回混ぜても灰色」【ご来場いただきありがとうございました!】」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★★

    「泣いた紫の花」
    劇団えのぐメンバーは本当に仲いいんだろうなぁと想うほど兄妹のやり取りが見ていて気持ちが良かった。だからこそ、泣かせるポイントがしっかりと引き立ったのかもしれません。観終わった時、とても幸せな気持ちでいっぱいでした。
    「43回混ぜても灰色」
    松下勇君の処女作ということで千秋楽を楽しみにしてきました。
    期待通り面白い作品であったということは間違いありません。
    出演された役者さんの力による所もあったかと思います。特に主役の熊木拓矢さんは所属劇団の作品でも素晴らしい演技をされてきてるので、本作の登場人物としては文句なしの出来上がりだと思います。
    「何度も同じ時間をやり直す」似た作品は多々有りましたが、
    先へ進もうとする主人公に対してむくわれる事のない・・・
    本作はせつない。只々せつないです。

    ネタバレBOX

    ネタバレではないかもしれません
    「泣いた紫の花」
    奈津美のマンガが幽霊の律の手で渡されたのに「無反応」これ凄くない?
    律が成仏できない理由に「本当は率のことが好きだった」鈴は含まれていない?
    お姉ちゃんの雛も弟の洸も友人であり編集者である真佐人も律の事が好きだった亜樹
    にも言いたいこと、言いたかったこと伝えられてるのに、妹の鈴だけは友達の奈津美に本心を伝えただけで、当の律がそこに「居た」という認識をしていなかったことは個人的には寂しい気がしました。
    「43回混ぜても灰色」
    「紫」には松下勇君が出演し、「灰色」には佐伯さやかさんが出演、それぞれのキャラクターを互いに演出してるということで、「紫」篠原律は優しい性格、「灰色」優香は病弱で内気な性格と正反対のキャラクターだったのは色が出ているなぁと実感。

    あと、タイトルコールは両作品に入れてくれても良かったかな
    紫のタイトルコールカッコよかった
    灰色は言う場所作らないと難しいか・・・

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    2017/04/03 01:22

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