満足度★★★★★
自分が、その人を知っているかと問われた気分に…故・三好十郎の1952年の作品ながら、まるで古びた感じがせず、とてつもなく“いま”を考えさせられて、逆に怖い。戦争を背景に、信念や宗教や正義のありようを深く掘り下げた骨太な脚本も素晴らしいけれど、それをしっかりと甦らせた演出も見事だった。そして奇しくも、遠く、イスエラエル軍のパレスチナ自治区ガザ地区侵攻に思いを馳せながらの観劇に。いや、まったく遠くないね、ほんと近い出来事。
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2009/01/05 23:50
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