満足度★★★
鑑賞日2017/03/04 (土)
初日4日・午後7時の回を観劇。雑感のみ触れると…
ボーイ・ミーツ・ガールなテイストの『あいちゃん』。
ボーイ…といっても、大学生の先輩(演・安楽信顕さん)・後輩(尾﨑菜奈さん)なんですけど、ヒロインの他、様々なタイプの女性を演じる尾﨑さんと、そんな彼女の良さを引き出す安楽さん、お二人のやり取りを微笑ましく拝見させてもらいました。
『環八の雨』。
都内を走る環状八号線を舞台にしつつも、心象風景的なおはなしなんですが、聴いているうちに…「土砂降りの深夜、サービス残業で疲れた身体をタクシーの後部座席に委ねて帰宅中の、若い頃の自分」という、おはなしとは関係のない、リアルな過去の記憶が勝手に頭に浮かんでしまい…ゴメンナサイ!
『ガチガチ桜まんじゅう』、コレ、説明できません(笑)。
役者でもある作者の小林光さんの『息が苦しくなるほどに跳ぶ』『私はスター』『私と彼氏とその彼女』で拝見したテンション急上昇な演技、目の当たりにしているような錯覚に囚われました。
最後の『千に晴れる』。
吉祥寺シアターでの『さらば箱舟』以来、関係する舞台を何本も拝見させてもらっている倉本朋幸さんの作。テイストというか・質感というか・伝わってくる体温というか、充分、存じ上げているのですが、今回の、長女と、母・妹とのやり取り…
芝居、観終わって…いや、聴き終わってから思いました。まだ両親のどちらかでも存命だったら、オイラ、たぶん、電話したかもなぁ、っと。