虚仮威 公演情報 柿喰う客「虚仮威」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★

    鑑賞日2017/01/09 (月)

    現代と過去、夢とうつつを行き来する100分間の舞台は 、現代の世界では、「僕」と妻との離婚話が進んでいる様子で、かなりシリアスな状況。これに対して、大正時代のパートは、座敷童や山神、河童まで登場する、随分と牧歌的なトーン。
    そして、現代・大正、二つの時代に共通するキーパースンが、「こどもの夢を叶える」サンタクロース。

    幾重にも張り巡らされた伏線が、観客の予想の恐らく数歩先を行く形で回収されていく、極めて綿密なシナリオの作品です。
    とりわけ結末が、ほのぼのファンタジーで締めくくるかと思っていたら、ダークファンタジーとは!
    既視感のないストーリーに大変心惹かれました。

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    2017/02/17 08:24

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