満足度★★★★
この物語の幹は、かなり太い
どんなに手を加えても揺るがないような「とっても太い物語」を感じた。
デスロックだからたぶん80分、長くても90分ぐらいかな、と思い出かけた。ところが、なんと休憩を挟んで180分に迫る長さであった。
確かにお尻は痛くなったが、物語には引き込まれた。台詞ごとにちょっと感動していたりした。
物語は強く、魅力的であり、それだけでも先へ先へとひっぱる力があったことは間違いないのだが、このような刺激的で予測のつかない演出だったから、よけいに、どうなるのか、どういう結末へ向かうのか、といった牽引力が増加したのだろう。それは、普通に舞台セットがないだけ、よりストレートにこちらに届いてきたこともあるのだろう。
ああ、面白かった。