満足度★★★★
王子小劇場で最近の3作品を見たが、前回の「線と油絵具」のほうが楽しめた。男優中心、埋もれがちな史実に解釈と想像を加えた脚本という点でどうしても劇団チョコレートケーキと比べてしまう。叫ぶ演技が多かったり、全体に演技の線が細くて、重しになるような役者がいなかったり。役者は決して悪くはないので演出でそうなっているんだと思う。脚本ももっと整理して、対立の構図を分かりやすくすれば、演劇に慣れていない観客にも楽しめる作品になりそう。
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2017/01/26 01:09
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