赤い蝋燭と人魚 公演情報 人形劇団ひとみ座「赤い蝋燭と人魚」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★

    劇団俳優座の岩崎加根子さんによる朗読と人形劇。

    裁縫の動きなど、人形の動きはさすが。
    朗読のテンポもいい。

    ネタバレBOX

    「月夜とめがね」「野ばら」「赤い蝋燭と人魚」の3本立て。
    「赤い蝋燭と人魚」は、登場人物がすべて白い紙で出来ているような人形を使っていた。
    顔には目鼻などもなく、表情は観客にゆだねられる。
    拾われた老夫婦から金のために売られていく人魚娘の悲痛さや、売ってしまった老夫婦の後ろめたい表情などは観客の中にある。

    白い人形の中で、人魚の娘が残した「赤い蝋燭」が存在感を増し、老夫婦を責める。

    哀しい「死」を感じさせる3作品だった。

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    2017/01/10 18:19

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