満足度★★★★
本格的なパルクール指導を受けた出演者たちのパフォーマンスが売りの舞台。
オープニングで次々と飛び降りる出演者たちの、ふわりとした着地に、まず、おおおー!となりました。
私も原作は知らないです。
物語の設定も凝っているし、千秋楽のライブビューイング一つをとっても、次回公演に登場する高校のキャストが登壇する「ライバル校視察会場」があったりと、とにかく凝っている。
あまり間をおかず4公演を上演し、物語の中の最大の大会のエピソードを、それが行われる夏に上演するというのもにくい演出だ。
…のだけど、何となく惜しいという印象が残る舞台で、逆に(自分にとって)何が足りなかったのかを考えさせられました。
(今回の)ストーリーと音楽が弱かった…かな…? 公演を重ねていくうちにより完成度が上がっていくと思うので、並走する(公演を続けて観ていく)かどうか、悩むところです。