満足度★★★★
無題1982(16-272)
20:00の回(晴)。
19:40受付、開場。靴を脱いで中へ入ると右側と庭を背に客席。間にテーブル(ペットボトルの水、コップ)、鉛筆。ソファには女、テーブルには男が座っていて何か書いている。女の後ろの壁に紙が貼ってあり「正」の文字、何かを数えているのか。
19:56、20:03前説(ぼそぼそっと、55分)、開演~20:59終演。
女版。
正の字の棒の数、繰り返す変わることのない毎日。
女は5人いるが、そうはみえない。ならばどこにいるのでしょう。
さらに、これは「起こっていること」なのか、「起こったこと」なのか、「起こったと思っている」ことなのだろうか。
くちびる。
進んでいるようで何も変わっていないような気がする。
眩暈を覚える不可思議な時間で、どうしても踏み込めない女性の感性が間にあるような気がしました。
終演後、台本を購入。
今年の木村さんは8月の「大型(@すみだ)」をきっかけに3公演。
小島望さん「赤い竜と土の旅人(2016/3@すみだ)」「#14 平原演劇祭 2015・第3部(2015/8@新しい村)」「アダムの肋骨(2015/4@王子)」「壺を割った男(2013/2@恵比寿)」。
表情豊さん「至極滑稽亡者戯(2016/10@かもめ)」「ころころころ(2015/2@荻窪小)」。
佑木つぐみさん「トルツメの蜃気楼(2016/11@LIPP)」。
梢栄さん「大型」。