満足度★★★
最後に犯人はどう締めくくるのか・・・
自転車と接触して亡くなった被害者、その被害者を弔う復讐劇・・となるのだろうが・・・。
本来復讐すべき相手は自転車を運転していた人物、被害者が避けようとしたタクシー(ドライバー)、そして被害者のストーカーであろう。
でも面白いのが直接被害者の死とは関係のない3人を集め、追い詰めていくということ。
少なくとも内2人は被害者と面識がなく、存在すら知らなかった。
犯行理由が明らかになった後に「言いがかりだ」というような言葉があったがまったくその通り。
でもその視点が面白い。
結局この犯人は何がしたかったのか?
被害者の死を弔うというよりも被害者である女性の話しを誰かとしたかっただけかもしれない・・・
3人を解放した後、この犯人がどう行動したのかこの舞台の先のストーリーに興味がある。