満足度★★★★
更なる進化を期待
〔Aキャスト〕を観劇。
“劇団東京イボンヌ”は、「俺の兄貴はブラームス」から始まり本作「酔いどれシューベルト」で4作目の観劇になります。
本作の初演は拝見していませんが、“観てきた”コメントによりますと初演のときとは随分と違う雰囲気で、初演を観た方にも充分に楽しめる作品に仕上がっていたようです。
そのことから、再演する作品が進化しているということが窺い知れます。
今日観た作品が次回にはどういう進化をするのかを期待するというのもこの劇団の楽しみ方の一つかもしれません。
さて、今作ですが、劇中に挿入される“唄”が物語に対してとても効果的であったと感じました。
その旋律だけでも心に響くのですが、訳詩等がパンフレットに記載されているとさらに良いかもしれません。
“東京イボンヌ”の更なる進化を期待します。