満足度★★★★
無題1965(16-255)
14:30の回(快晴)。
14:00受付、開場(靴を脱ぎます)。
いつものように入って右、ひな壇。
舞台には長テーブルに椅子が4脚、黒電話が客席を向いて置かれています。
(たぶん)10作目、1年ぶりの外部公演。
作者の高橋いさをさん(日芸だったんですね)のお名前は初めて、「劇団ショーマ」という劇団名は知っていましたが未見。
開演前、「Englishman In New York」「Honky Tonk Women」「Only a Northern Song」、Elvis Presleyなどどこから出てくるのか馴染みある曲が流れています。
14:25前説、14:30開演の挨拶~16:04終演。
本作、1983年初演、とあるので30年以上前ですね。「傘張り」という言葉を聴くのはものすごく久しぶり。
ヤナカ刑事役の谷中理沙さんは、どんどんリズミカルに、長台詞をものともせずノッてくる様子が好感。そういった意味では、前半、動きが少ないので全体に(コミカルな感じ)テンポをあげてもいいのではないかと感じました。
この劇団は2012/4に初めて観て「学生演劇」というものに興味を持つきっかけとなった劇団です。次の学生演劇体験が「日芸」の生活図鑑「凹(2013/9)」、白昼夢「ラフレシア(2013/10)」あたりなので随分空いています。学生さんなので世代交代が行われ、それも楽しみのひとつです。ピアチェーレは決して大きな劇団ではありませんが、毎回観に行きたいと思う劇団です。生田キャンパス(読売ランド前))まではなかなか行けませんが都内であればだいたい大丈夫。
ということで、また次回作で。
2016/11/22 14:43
2016/11/20 21:12
こんにちは、先日はありがとうございました。
ブログ読みました。
芝居は千差万別、ひとりひとりに、こうならければならない(=こうなりたい)という思いがあって当然。学生演劇、小劇場の面白さは、長い歴史や伝統、格式などに囚われず生身の身体が自由に躍動するところにあるのではないかと感じています。セリフやしぐさの上手い下手、美術の出来栄え等に感心することはあってもそれがすべてではありません。
いろいろぶつかり合いながらも創造し続けていることが伝わってくれば観に来た甲斐があるというものです。
また観る機会があれば伺います。