ハルカソラの約束 公演情報 メッテルニッヒ×Buddy system「ハルカソラの約束」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★

    ちょっとちょっと
    その太刀さばき、どーにかなんないの?っつーくらいのレベル。
    習ったんだろうか・・、人様に見せる前に。

    以下はネタばれBOXにて。。

    ネタバレBOX

    現代の時間管理局から、過去の想いに囚われていた雪と桔梗、三日月が1614年の時代に時空を超えて戻る。そこには大坂城城主・豊臣秀頼と、桜の木下で永久の誓いをした雪の想いがあった。

    一方で同じく秀頼を愛し慕っていた桔梗(千姫の生まれ変わり)も時間管理局の管理者という立場を省みず、秀頼に逢いに行ったのだった。

    人の心の思いは100年経っても1000年経っても変わらず、未来永劫、大好きだった人の為に生きた証の物語。
    主役は千姫と天馬と思いたい。そのくらい、泣かされた場面があった。

    時間管理局の三日月は歴史を改ざんしないように雪を支えながら正しい道に導く役で、人間の形をしたタイムマシンの雪は秀頼を慕いながらも守らなければならないものの為に秀頼を殺すという運命を背負う。

    秀頼を切ってもお互いの愛は変わらず、過去と同じように永久の誓いを結ぶ。「春には桜を、秋には紅葉を共に愛でよう・・。」と。

    千姫が秀頼を慕う心情を吐くセリフで泣けて(;;)だーーっ!、
    天馬が千姫を支えるセリフでもっと泣ける!(号泣)という展開。

    芝居の冒頭、コメディだったのね?と思わせるようなはちゃめちゃぶりぶり!から、終盤、観客を泣かせる展開は、観客がどの場面で泣くか。を良く熟知していて、中々上手い!

    そうして、時間の改ざんを食い止めて、現代に戻ってきた雪のメンテナンスにやって来たドクターオキナが過去の秀頼だった。

    ここで、永久の誓いが今、叶えられる。という終わり方。


    良かった。と思う。
    ただ、強いて言わせて貰えれば、もうちょっと太刀さばき、ちゃんとして下さい。
    チャンバラが始まると一気に引いてしまって乗れなかった。

    今回、光ってた役者は天馬役の石川毅。
    いあいあ、素晴らしい演技です。ってか、美味しい役どころでした。

    このような展開の芝居って年に数本観るけれど、やっぱ泣ける。


    4

    2008/12/07 17:36

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  • そう、バッコスの丹波。またあの殺陣シーンは観たいですわ。
    その後、他の劇団の客演で彼を観たけれど、活かしきれてなかった。
    いい演技はしていたけれど、ちょっと違ったのよね・・。

    おーじ、考えたらきっと彼を超える殺陣はもう観られないかもね。回転して切るって・・・神業じゃね?(^0^)

    2008/12/10 01:51

    ハイ、バッコスの丹波さんですね・・。
    三風谷村水没前夜・・、もちろん・・、あの冴え渡る剣の捌き、鮮烈なイメージで今でも強烈な印象があります。
    ハイ、自分の中でも、殺陣のシーンに関しては、未だ彼を越える者はいないかと・・。

    2008/12/10 01:18

    おーじ、昔に生まれて来なくて本当に良かった!つくづくそう思いますわ。
    戦乱の世の中に生まれてきたら、ワタクシ、どーなっていたことやら・・。

    はい。脚本家で観客がどんな場面で喜ぶか、どんな箇所で泣かせるか、熟知している脚本家には敵いません。(^^;)

    んー。そうそう。愛は成就するところも観た後、なんですか、幸せな気分になれるでしょう?
    作家は女性ですよ。可愛らしい、ちょっとおっちょこちょいの女性。憎めない感じの方でしたよ。(^0^)

    今回は2劇団とのユニットでしたが、また持ち味は変わってくるのでしょうね。
    チャンバラは習って欲しいです。
    時代劇で欠かせないのは殺陣のシーンだけれど・・・丹波隆博以上の殺陣シーンはかつて観た事がないですね。
    彼はワタクシの中で歴史に残るかも?(^0^)

    おーじ、貴方も彼のシーンは観てるでしょう?
    あれ以上のシーン、観た事ある?


    2008/12/08 14:21

    おぉ、これはいい感じではないですか・・。

    歴史を翔るラブロマン・・・。
    落城直前の大阪城と言う悲劇的な背景も何ともドラマティック・・。

    冒頭コメディで緩めといて後半一気に加速、泣かせどころと言うかツボを押さえているというのも、素晴らしい作品に共通する要素ですね。

    最後戻ってきたのが秀頼でここで願いが成就するというのも、何とも憎いばかりの展開。

    作者はエンターテイメントとしてのお芝居、演劇の作り方というものを、よく心得てらっしゃる方なんでしょう。


    劇団名をこりっちで見かけた際、例の「会議は踊る」で有名なオーストリア宰相の名前を思い出して、妙に気に掛かっていました。

    こういう劇団は、次回もきちんと、期待通りのレベルの作品を用意してくるのでしょうね・・。

    次回は是非観てみたいです。

    2008/12/07 23:50

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