「僕を愛ちて。」 公演情報 劇団鹿殺し「「僕を愛ちて。」」の観てきた!クチコミとコメント

  • わけわかんないけど痛快
     鶴が名物の田舎町。その沼で母を亡くした兄弟の、兄は小屋を建てて暮らしている。そこに謎の女性が現れて共同生活を始める。弟はバンドを組んでメジャーを目指す。父は家にいる。

     東京で観劇していた頃から名前は聞いていたが観る機会がなかった「劇団鹿殺し」。関西から東京に進出して、路上ライブを繰り広げているパワフルな集団との噂だった。今回、大阪公演をも見逃したけれど神戸まで足を伸ばしてやっと観劇することができた。

     チラシの裏には劇団☆新感線の古田新太と劇団太陽族の岩崎正裕の紹介文が書かれている。古田は「元気があってよろしい」、岩崎は「鹿殺しの演劇は強い」との文言をタイトルに掲げてこの劇団のパワフルさを伝えている。

     実際に観劇してみて、そのエネルギーを実感できた。確かに元気があって強い。破天荒でワクワクさせられる、頭では理解できないけれど心と体が揺さぶられる、そんな舞台だ。ある意味、KAVCのような大きな劇場で観たのは残念に感じられる。もっと身動きできないほど狭い芝居小屋で観たかった。

     路上パフォーマンスで鍛えてきた集団でありながら、舞台装置もかなりしっかりした物ができていた。美術的な面だけでなく構造的な堅牢さと安定感が優れており、スタッフは地味に優秀だと思われる。

     わけわかんないけど痛快。また観たいと思える一品だった。

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    2007/03/12 01:26

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