満足度★★★
日常の理不尽が理不尽でなくなるときの面白さ
今年になって知り合った役者・塚田しずくが出演するというので、6日夜新宿シアターミラクルに立ち寄った。午後一にちょっと重い舞台を観た後だったので、短編作品のオムニバス公演は気分的にちょうど良かったかもしれない。
内容は、15分ほどの作品が6本。
詳しい内容を書くとそれだけで舞台解説のすべてになってしまうので、ここではやめておこう。
総じて、理不尽な事が出発点になっていながらそれが最後には理不尽なのかどうなのかわからなくなってしまうと言う趣の作品が多かった。
知人・塚田は1本目の『135』に出演。バイトをやめる辞める理由に先輩を翻弄させる雰囲気作りがなかなか上手いと感じた。
他に存在感のあった役者としては、やんえみ。
個々の役者の本公演を観たいと思った。