満足度★★★★★
無題1898(16-188)
19:00の回(晴)。
18:30受付、(青空駐車場だけど)開場。
昨年8月「'15」に続いて2年目、その間、2公演あり。客席が90度時計回りに移動、家を正面にみる位置、劇中の仕掛けが効いている。
舞台には大きな水を張ったタライ、自転車、バランスボール、タイヤ、蚊取り線香。事前に最前列は水攻めということでビニールシートが渡される。
18:57前説(30分+5分+40分」、19:00開演~20:21終演。
「棒になった男」...安部公房の本は読まなきゃ、と思って1冊買ってみた、が気がつけば読まないまま数十年経った...、もちろん初めてのお話。始まりから棒が何本も飛び交う(唸りをあげる空中戦)、その間、攻守(キャラクター)交代が繰り返され、ざらつき煤けた幻想感は深まるばかり。帰宅後、ネットで復習する。
「こぶとりじいさん」...もちろん演じるのは本物の爺さんではないのでカラダがやけによく動く。
夏の暑い夜、通る人が何事かと立ちどまる、隣接するマンションの住民が帰ってくる、とつぜん「雨」が降る(!!!)。
コウダさん、鶴田さんの口上が夜空にのぼってゆく。
鶴田さんは先月「不眠普及(@春風舎)」を観ました。