満足度★★★★
「並だ」のリクエスト。
この「幕末純情伝」は、つか舞台の中で、私が直接観た事のある、数少ない一本です。リクエストしたのは、単に他の脚本を知らないからであって、特別な思い入れがあった訳でもないのです。すみません、いい加減で。
でも多分私が観たモノとはバージョンが違ってたかもしれません。なんか斬り合いしながらマイク持って唄ってたよ~な・・・。もう四半世紀位昔の記憶なんで定かではありませんが。
今回、「すげ~詰め込んだなぁ・・・」という感が強かったです。上演時間は90分位だったでしょうか。オリジナルは2幕構成で、もっと長かったと思います。尤も、省略したら話のツジツマが合わなくなる位、サプライズてんこもりなストーリィだもんだから、いつもは大胆不敵にざくざく場面をカットしちゃう赤木さんも削り様が無かったのかも。
詰め込んだ分、一場面一場面がバンソウ飛び出す絵本みたいにぎっしりてんこ盛りで、観る方も話についていくのに必死でした(笑)。ギアメンの台詞も殺陣もダンスもハンパな量じゃ無かったですねぇ。大男の役を華奢な女優が演じてたり、役者不足の中でろくろく着替えず何役もカケモチする様はほんと、神業でした。最後まで大きなトラブルも無しに終わったのは、やはり「すげ~」と言わざるを得ません。
・・・ただ、「すげ~」「すげ~」事に感動して終わってしまったので、「アレ?これって、確か熱く泣ける話だった筈では・・・?」という事に、随分後になって気がつきました。私だけっすか?・・・なかなか、難しいもんですね。
2016/07/02 20:45
そして、お返事が遅くなり大変申し訳ございません。
今回もご来場いただき、誠にありがとうございました!
ギアの熱量、受け止めてくださってありがとうございます。
これからも、飛び出す絵本のように色々と挑戦していきますので、これからもどうぞよろしくお願いいたします!!(ゴトウ)