サイト 公演情報 fundada「サイト」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★★

    無題1828(16-118)、1829(16-119)
    5/20(金)20:00プレビュー公演「サイト」、21(土)19:00の回「サイト」「譚々」。

    「SUBTERRANEAN DECADE/サブテレニアン10周年記念月間」のパンフに立教映身専攻、勅使川原さん...等とあったので観に行きました。

    「映身」出身の方は意外と多く、プレビュー公演日には「贅沢貧乏」山田由梨さん(演劇)を、前の週には「DANCE 01」内山茜さん(ダンス)を観ていて、今週は「KARAS」勅使川原さんの公演(ダンス)があります。

    公演の後、調べてみますと「冨士山アネット」で「家族の証明(2011/5@アトリエヘリコプター)」を観ていました。で、土曜の公演に中村蓉さんがいらしていたのでよーく調べると、あうるすぽっと「DANCE×Scrum!!!」に出ていらっしゃいました。やはり常に動いてるダンサーの方は覚えられないなーと反省。

    「サイト」は想像力を刺激する作品で、生命の揺らぎ(初回)や生命の誕生と進化(2回目)など観るごとにイメージが変化するように感じました。まったくなにもないサブテレニアン、暗転後の闇、中空に現れたぼんやりとした灯りがダンサーの肌に降りてくる。輪郭のない身体が揺れる、小さく、大きく。風によるのか汐の流れなのか、揺れる。

    意思をもたない揺れは、億年の流れの後生命の誕生にいたる...。そのようなお話しさえできるのでした。

    「譚々」はスネアドラムと照明による異色の作品でした。

    ドラム横に設置されたライトが壁に影絵を映し出し、その影=(ドラマー)腕+(ダンサー)身体が歪みながら、重なりながらパフォーマンス。影の伸縮と身体のそれとは角度によってずれるので実におどろおどろしい巨大な蛇のような妖女のような動きをみせるのでした。

    ダンス公演では横から、床からも照明をあてるのでダンサーの影が壁に映ります。演劇でも薄い布を使って裏側から照明をあて影絵的な動きをみせることがあります。

    「譚々」ではドラムがかすれた声から激高した状態まで、高い緊張感に包まれた時間でした。

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    2016/05/23 12:01

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