満足度★★
昨年のお花の話と同じような話
両チーム2回ずつ拝見させていただきました。
事前情報にあった「ラストが違う」という物語も、話のキーになるキャストの力量的にも、物語を理解するには、風チームの方が向いているという印象。
まだ2日目だったのに、主役役の人だけ声が枯れていたのは、いかがなものかと。
セリフの色も心情も関係なく、「がなる」ような未熟な演技と発声法だったので仕方ないのかもしれない。
2時間ちょっとの公演時間。
ダンスや殺陣もいっぱい見せたいのかもしれないけれど、余計な部分もあったし、もう少しコンパクトにして2時間以内に収められたと思う。
内容以外で気になった点
・客席が寒くて面白そうなシーンでも引いてしまった。役者の衣装が厚着なので、そのために冷やしているのかもしれないが、暑い日だったため、持参した上着を着ても寒すぎた。
・当日パンフレットの、読ませる気がないのかと思う程の仕上がりに、連れが激怒していた。
キャストの写真や役名も、小さいし解像度が低くてぼんやりしていて読みにくい。カラフルな衣装だったのに、全体的に茶色い。人数は多かったが、もっとやりようがあるはず。
「今後の活動予定」やスタッフ紹介のの文字が小さ過ぎて、印刷が潰れているため読めない字がある。
わざわざ稽古時間を削って写真まで撮って、フルカラー印刷なのに、白黒コピーの方が良かったのではないかと思うような出来で、関係者にも、観客にも配慮が足りないのではないだろうか。
そして、皮肉なことに、主催の挨拶文やファンクラブの募集広告だけは、くっきり綺麗で読みやすい。
推しの子が頑張っているだけで、ある程度の満足感が得られてしまうのが残念です。