満足度★★★★
是非、舞台のある劇場で再演を
会場の「絵空箱」へ行く途中に道に迷ってしまい、電話する事に。会場前を気付かずに通り過ぎてしまっていたので、もう少し看板を目立たせて欲しかったですが、おそらく強風の為に立て看板が使えなかったのでしょう。ともあれ、電話に出てくださった方に親切かつ的確にご案内頂いたおかげで、無事に開演に間に合いました。ありがとうございます。
三つのエピソードから、一人の男の姿が徐々に浮かび上がって来る様は面白かったです。ただ、女性が男性を演じる部分はあまりそう見えなかった事もあり、複雑な人物関係が余計に複雑に感じてしまいました。
どう見ても客席から死角になる位置まで演技スペースとして使われていたりと、表現したい事と会場の大きさが合っていないのを感じました。いつか舞台のある小劇場で再演されたなら、もう一度観たいです。戯曲も読みたかったのですが、物販に無かったのは残念です。
それにしても、喜多村千尋さんは本当に華があって可愛いです。彼女が見せる繊細な表情と演技には、時折ハッとさせられました。彼女の次の出演舞台が心から待ち遠しいです。