劇場版・豚にも程がある! 公演情報 :Aqua mode planning:「劇場版・豚にも程がある!」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★

    パカ夫さんに会いたかった
    いまさら投稿にて失礼いたします。
    初めて観るAMPさんの長編でした。
    2部構成で、前三分の一は以前にも上演された短編をだいたいそのまま。後ろ三分の二は新作の、続き?を上演されました。

    AMPさん、というか作演出主宰松本さんの、今できる全力を見た気がします。
    多人数だから価値がある演出、客席を巻き込んで感覚を一体化する手腕。演劇だから、役者が同じ空間に居るから、できる・・・演劇にしかできないものを体感させていただきました。

    難をもし上げるなら、お話そのものの複雑さに少なからず戸惑いました。お話が難しいというよりは、進め方が思わせぶりに過ぎるというか、謎を持ち越したまま次に行くことが多く、ついていくのが大変でした。
    おそらく作り手側は「ついて来られなくていい、混乱するぐらいがいい」という狙いだったのだと思いますが、とりあえず私にとっては心地いい混乱ではありませんでした。
    それはラストがよくわからなかったことにも同じ気持ちです。

    そして、一番残念だったのは、パカ夫さんに会えなかったこと!
    チラシの段階から仕組まれた壮大な仕掛けに「一本取られた!」と思うか、「肩透かし」と思うか・・・意見の分かれるところだと思います。

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    2016/04/14 19:03

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