愛、あるいは哀、それは相。 公演情報 TOKYOハンバーグ「愛、あるいは哀、それは相。」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★★

    見逃せない舞台
    ゲネプロを拝見しました。ともすれば忘れそうになる東日本大震災の悲劇を改めて思い起こさせる舞台。そして、原発事故をめぐる色々な悲劇、問題の中で福島を離れることの辛さ、迷いを描いた素晴らしい物語だと思います。劇中、主人公の海咲信子の娘夏帆が言った、「ジャーナリストは危険だから逃げろと言う、市町村は安全だから戻れという。どちらも無責任な発言。私達が大人になってもそんな無責任はなくならない」という旨の台詞が胸に突き刺さりました。危ないから福島から逃れた人の故郷に残した人びとへの思いは長女美帆の言動にも表されていました。「喫茶ホットライン」の人びとがそんな海咲親子のことを思う気持ちが胸を打ちました。素晴らしい舞台でした。

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    2016/04/05 23:17

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