満足度★★★★★
悲しい、思い出さない方が幸せかもしれない記憶、
息子の死をきっかけに、母親と、その周りの人間がどんどん傷ついていく様子が
辛く悲しかったです。
記憶が戻る場面では、
それまで止まっていた感情が一気に流れてくるようで、
登場人物の感情が直接心に突き刺さり、涙が溢れました。
それでも皆が互いに記憶と向かいあい
相手を気遣いあう一人一人の言葉がやさしくて嬉しくて、
最後にとてもあたたかい気持ちになりました。
(ホームビデオの演出にまた泣いたのですが…)
ポムカンパニーさんの作品は初めて拝見いたしましたが、
とても素晴らしい作品に出会えて良かったです。
ありがとうございました。