『平安シャングリラ!』 公演情報 ベニバラ兎団「『平安シャングリラ!』」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★

    とっても面白かったのに…
    ノジャワトール・ボンソワール先生の持ち味炸裂のエンタなレビューショー。
    相変わらずの20人を超える大所帯にもかかわらず、
    設定が平安時代の宮中に凝縮され、
    人間関係も含めて前作よりも判り易く仕上がっていた。
    特徴である内親王まで!要所を重鎮が抑えることで
    物語の流れとテンポが良く、
    難しく暗い話が楽しいトンデモ宮中の平安物語へと昇華していた。
    舞台がここ日本であり、歴史に出てくる清少納言や天皇家、
    宮中と庶民の関係など理解しやすく感情移入できて思いのほか楽しめた。
    (前々作のSIX DAYは少々判りにくかったせいか…)
    主宰のIZAMさんは、
    出番が少なく少々寂しいながらもキーマンとして存在感をしめしていた。
    これで舞台が全部見えたら言うことないのに残念でした。


    ネタバレBOX

    ネタバレではないのですが…。
    最前列の席で見るも、下手で展開される演技が見えない。
    連れてこられた娼婦たちの件や、清少納言や女官のやりとり、
    ほぼ半分が見えずに声だけとは…。
    帝の大事な演技も下手に役者立つとブライドで表情見えず。
    円形劇場ではないのだから客席からの死角が無いように演出してほしかった。
    特に、ほかの席より割高の
    スペシャルシートと銘打って見えないのはどうかと思う。
    持ち味の生楽隊も一度も見えなかった。
    100席規模の小劇場と300超えの劇場では、
    客席からの見え方が随分違うんですよね。

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    2016/03/28 18:21

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